◆用意するもの◆
★爪切り             ★止血剤(クイックストップなど)           ★爪やすり
 散歩や運動量の不足している子は、爪が自然に削れる機会があまりないので、爪が伸びやすくなってしまいます。伸びすぎは肉球にくい込み痛みを伴い、歩行にも支障が出ます。また、爪が伸びるのと同時に中の血管も伸びてきて少し切っただけでも出血をしてしまいます。どうしても長いという場合は血管をつめて短くすることもできますが、ワンちゃんにとってとても痛いのでマメに爪切りをしてあげましょう。
 足先は急所なので、やはり嫌がる子が多いです(特に前足)。後ろ足から切ってあげましょう。
◆手順◆
@白い爪は中の血管が見えるので、比較的切りやすいですが、黒い爪は中が見えないので少しずつ切ってあげましょう。血管が近づいてくると、爪の内部が湿った感じになってくるので、それを目安にするとよいでしょう。ワンちゃん、ネコちゃんには余剰肢というものがあり、狼爪(別途参照)というものが生えている子がいます。場所は、人間の親指に当たるところになり、自然に削れることがないので忘れずに切ってあげましょう。
A切り終わったら、断面のふちをやすりで削ると痛くありません
ネコちゃんの爪切りは、ワンちゃんと違い完全には角が取れませんが、もしトリミング中にひっかかれた場合大ケガのもととなるので、一番最初に切っておきましょう。ネコちゃんは、ワンちゃんと違ってやすりはかけません。写真(別途参照)
 もし血が出た場合は、止血剤を使いましょう。性格がきつい子もいるので、口輪をつけてあげるとよいでしょう。
◆用意するもの◆
★スリッカー(玉付のソフトスリッカーがお奨めです)
★コーム(ペット用のクシです)
ここでは、ワンちゃんのブラッシングの仕方をご紹介します。毛の長い犬種や、洋服を着せているワンちゃんは毛玉になりやすいので、お家でマメにブラッシングをしてあげましょう。
◆ブラッシングの仕方★
 普通に上からスリッカーを当ててとかしたのでは、表面しかほぐれない場合があります。片手で毛をめくり上げて、毛の根元からとかしてください。背中などはブラッシングしやすいので、毛玉のできやすい部分のブラッシングの仕方をご紹介します。
★わき★
 片手を持ち上げて、スリッカーで根元からとかします。毛玉はわきの皮膚の陰に隠れて見えないことがあるので、軽く皮膚を動かして確認してください。
★内股★
 片足を持ち上げて、スリッカーでとかします。足を高く上げしまいがちですが、ワンちゃんにとってはとても辛い姿勢ですのでお尻より高くは持ち上げないでください。少しかがんで、のぞき込むようにしてとかしてあげると良いでしょう。
★耳★
 耳の付け根には大きな毛玉ができてしまいがちです。あまり大きな毛玉ですと、スリッカーだけで取るのが困難になりますので、指でほぐしてからとかしてあげてください。
※骨が出っ張っている部分(後ろ足のかかとなど)は、自分でも知らないうちにスリッカーで傷つけてしまいがちです。気をつけてとかしましょう。
ネコちゃんをブラッシングする前には、ケガをしないためにも先に爪を切っておくことをお勧めします。
 基本的には上に書いた犬のブラッシングとあまり変わりません。子猫の時期にブラッシングになれていないと、大人になったときに素直にやらせてくれなくなります。一度不快感を持つと、ブラシを持つだけで噛んだり、パンチしたりなど攻撃をしてきます。そうならないためにも、早いうちからブラッシングに慣れてもらいましょう。嫌がるネコちゃんに無理矢理やることは避けたほうがよいでしょう。嫌がらない程度から徐々に慣らしてあげてください。
 長毛(ペルシャなど)は手入れをしないと毛玉(もつれ)になりやすいものです。原因としては、
@毛がからまる  A抜け毛が多く、からまってしまうB  シャンプー後にきちんと乾かさない
C外出して汚れて帰ってきた  D首輪の下に毛玉ができていた
  、などがあげられます。
 もつれの原因で多いのは@Aがほとんどだと思います。
☆スリッカーを強く皮膚に当ててとかすと、傷ついたり、内出血したりで赤くなってしまいます。コームは毛玉がほとんど取れてから使ってください。最初から無理やり引っ張るととても痛がります。
☆大きくなった毛玉の下は、ダニ・ノミの巣になってしまったり、皮膚の状態が悪くなっていても気づかなかったりしますのでなるべくお家でもマメにブラッシングしてあげましょう。ワンちゃん、ネコちゃんも大好きな飼い主さんなら安心できるでしょうし、重要なスキンシップにもなります。
☆もし皮膚の状態が悪いようならば病院へ連れて行ってあげることをおすすめします。
☆毛玉が多い場合はトリミング料金に毛玉代がプラスされてしまいますので、早めにご来店してください
◆用意するもの◆
 ★シャンプー(薬用、ノミ取りなど)        ★リンス
 ★スリッカー                     ★コーム
 ★綿棒(コットン)
 ★イヤーローション                 ★イヤーパウダー
 ★バスタオル                     ★ハンドドライヤー
@シャンプーの前に毛玉や、もつれなどをよくとりましょう。
A少しぬるめのお湯で体全体をぬらします。このときに顔は片手で耳をふさぎ水が入らないようにし、鼻にも入らないように注意しながら洗いましょう。目やにがある場合はよくふやかしてから取らないと赤くなってしまいます。顔に水がかかることを嫌がる子が多いのでスポンジなどに水を含ませて湿らせてあげてください。
B全体が湿ったら、肛門腺(別途参照)を絞ります。肛門腺とは肛門の両側にある臭腺のことです。親指と人差し指(または中指)で奥から手前に絞り出します。においや色はさまざまですが、衣服などにつくと取れにくいので気をつけましょう。シャンプー時以外はティッシュなどを数枚使って絞ってください。
C肛門腺を流し終わったら、シャンプーを全体につけ泡立てます。長毛の子は特に足先、胸、尾、耳が汚れている場合が多いのでよく洗ってあげましょう。流すときは二度手間にならないように頭から下に向かって流しましょう。
Dリンスは桶などを使って薄めて、体全体にしみこませましょう。数分おいて、かぶれなどのトラブルが出ないようによく洗い流しましょう。
E手で軽く絞ってからタオルでよく拭き、ドライヤーで乾かします。ハンドドライヤーは大変なので誰かに持ってもらうことをお勧めします。顔や耳、尾、足先などは乾きづらいのでコームを使いましょう。
F最後に耳に入った水分を綿棒などで取ります。奥に入れすぎると痛がる場合があるので気をつけましょう。長毛犬は耳毛が伸びている場合があるので、イヤーパウダーをふりかけて抜いてあげましょう。
@基本的にはワンちゃんと一緒で、シャンプー前に毛の内側までブラッシングし、毛玉(もつれ)(別途参照)を取ります。そうでないと余計取れづらくなったり乾きづらくなります。そしてケガをしないためにもネコちゃんを洗ったりとかす前には爪を切りましょう。
Aネコちゃんは尾に脂(別途参照)が出ます。(メスよりオスのほうが出やすく避妊去勢していない子ほど多い量です)その場合脂を落とすピュアクリーン(またはグープ)(別途参照)というものを十分につけ、脂を浮かせ、肛門腺を絞ってからシャンプーを始めましょう。
B弱めのシャワーから慣らしてあげましょう。それでも嫌がる場合はスポンジを使いましょう。
C薄めたリンス液を体全体にしみこませ、数分おいてからしっかり流しましょう。
◆注意事項◆
 ネコちゃんの性格がきつい場合は口輪をしたほうがよいでしょう。ネコちゃんの背がこちら側に向くようにし首を軽くつかみ、逆の手でシャンプーをします。この時、暴れたり、噛み付いたり、パンチしたりする子がいますが、押さえてる手を放すと大ケガをするのこともあるので、もし押さえきれなくなりそうだったら急いで逃げましょう。
※あまりにも危険で怖いネコちゃんは無理をせずに、お近くのトリミングサロンに連れて行きましょう。